【指標トレード2回目FOMC】勝ち+13万ドル円ショート1.5ロット 初動で逃げ切る

FOMC ドル円ショート振り返り(詳細版)

作成: 2025-09-18 / 記録者: ぐわ


概要(TL;DR)

  • 通貨: USD/JPY(ドル円)ショート
  • 口座: スタンダード(100%ボーナス対象)
  • ロット: 1.5 lot
  • エントリー: 2025-09-17 21:30頃(JST)/ 146.450
  • 逆指値(損切り): 147.450 付近(約 -100pips / イベント・ボラ対策)
  • 利確: FOMC初動下落後、発表約10分で成行 145.56(+ ~90pips)
  • 損益: +130,000 円(指標トレード連勝:CPI +5万 / FOMC +13万)
  • 月間損益(9月): 初動 -8万(GBPUSD)→ 現在 +10万 へ転換
  • 口座資金(現金ベース): 約 56 万円 / ボーナス約 7 万円 → 実効 ~62 万円

1. 事前条件・リスク設計

  • 資金配分: 100%ボーナス期間を活用。入金 8 万 + ボーナス ~7 万 → 元手 ~15 万で勝負。
  • 最大損失: 15 万円(自己資金ベースでは実質 ~8 万の痛み)。
  • 想定リスクリワード:
    • チャート上: おおむね 1:1(SL ~100pips / TP 目安 ~60–100pips)。
    • 実質: ボーナス込みのため、自己資金ベースでは有利(R>1)。
  • 代替プラン: 明確な逆行時は -5〜-10 万で撤退(最大 -15 万まで引っ張らないオプション)。

2. 環境認識(上位足→下位足)

週足(W1)

  • 今年前半以降、上昇トレンド下限(緑の斜め線)に対するリターンムーブが続き、上値の重さが際立つ。
  • 形としては**下向きの3波(もしくはレンジ内下方向優位)**を意識。

日足(D1)

  • **ディセンディング・トライアングル(ディセトラ)**形成。上値切り下げ+下値水平に近い構造で、下抜け優勢の教科書形。

4時間足(H4)

  • 下降チャネル内の推移(オレンジのトレンドライン)。トレンド判定は微妙でも、流れは下優勢

5分足(M5)

  • 200EMA(146.47付近)で上値を抑えられる場面が続き、FOMC前も上が重い
  • 引きつけて 146.45 付近でショート。以降、FOMCまでおおむね含み益で保有。

3. ファンダメンタルズ前提

  • FedWatch で利下げ織り込み 90〜95% と高水準。
  • 他のドルスト(EURUSD など)に比べ、USDJPY は織り込みの下落が不足している印象。
  • FOMC初動は下、その後のパウエル会見での牽制発言で反発のシナリオが市場に多かった。
  • 初動の下落を確実に取りにいく方針で準備。

4. エントリーの意図と執行

  • 狙い: ディセトラ下向き優位 × H4下降チャネル × FOMC利下げ織り込み → 初動の下落で一気に取りにいく
  • 待ち方: 18時からプライスアクション監視。引きつけ(146.45 目安)まで待ってショート。
  • 損切りの位置: 直近高値上(147.45)= イベントのスパイクも想定した広めのSL
  • 保有中: FOMC前は基本含み益。スパイク耐性を確保した上で**“有利な建て玉のまま突入”**できた。

5. 決済判断

  • 発表から約10分の初動で大陰線。145.56 付近で利確(+~90pips / +13万)
  • 直後に強い反発。その後は建値を上回る推移となり、
    • 勝ち逃げが正解」だったことを確認。
  • 目標(チャネル下限 146.20–30)には未到達だが、会見前にリスクを切る選択を優先。

6. 良かった点

  1. 事前シナリオが明確(初動下落→会見で反発の可能性)。
  2. 待って入った(M5 200EMA付近まで引きつけ)。
  3. 最大損失を先に決めた(-15万)+ 早切りオプションを用意。
  4. FOMC初動のみを狙い撃ち → 会見前に利確してボラの反転を回避。
  5. 記録・振り返り前提で実行(再現性の土台)。

7. 反省・改善ポイント

  • 感覚成分が大きめ:今回噛み合ったが、再現性のためにルール化を進める。
  • 仕込み逆行時のメンタル:同様の落ち着きで運用できるか、次回も検証。
  • 分割利確ルールの整備
    • 例)+50〜70pipsで半分利確 → 残りはトレーリング or 会見前クローズ。
  • 建値ストップ化の基準
    • 発表直前 or 初動 +X pips 到達時に BE 移動する条件を明文化。
  • スパイク・スリッページ対策
    • 成行か逆指値か、約定品質の検証(取引時間帯・口座特性も含む)。

8. 再現性に向けた“指標トレード・ミニ・プレイブック(草案)”

  1. 対象指標:FOMC・CPI・雇用統計(+必要に応じてPCE / 主要中銀)。
  2. 前提:FedWatch/オプション市場の織り込み度が高い方向に“初動”が出やすい。
  3. 上位足:D1/H4で方向優位(ディセトラ/チャネル/MA)を確認。
  4. 仕込み:発表 4〜6 時間前、M5〜M15で引きつけて入る(200EMA・直近高安・VWAP等)。
  5. 損切り:直近高安の外+イベントスパイク許容量(広めに)。
  6. 利確
    • 初動で確実に取る(+50〜100pips 目安)。
    • 会見前には一度フラット。延長する場合は分割+トレール。
  7. NG:指標直後の“逆張り取り返し”はしない(会見・追随ニュースは読みにくい)。

9. 当日チェックリスト

発表前

発表直後〜会見前

振り返り


10. 取引ログ(今回)

日時 (JST)通貨売買口座Lot価格損切り目標決済pipsP/Lメモ
2025-09-17 21:30USD/JPYShortStandard1.5146.450147.450146.20–30~145.56~+90+130,000初動で利確、会見反発を回避

11. 月間サマリ(9月, 現時点)

  • GBPUSD ロング -80,000(月初)
  • USDJPY CPI ショート +50,000
  • USDJPY FOMC ショート +130,000
  • 合計: +100,000

12. 資金・口座の現状(メモ)

  • 現金合計: 約 560,000 円
  • ボーナス: 約 70,000 円
  • 実効資金: 約 620,000 円
  • 口座の役割
    • Standard: 指標/プラススワップのスイング/ロイヤリティP貯蓄
    • KIWAMI: スキャル/マイナススワップのスイング(スプレッド優位)

13. 次回へのアクション


付記

  • 今回は**“初動を確実に取る”**という意図がズレずに実行できたのが勝因。
  • 感覚の冴えもあったが、環境認識×事前設計×即断の利確がセットで噛み合った。

合言葉:「10pipsの余裕が命を繋ぐ。資金を残せ。続けたもん勝ち。」

次にやりたいこと・試したいこと(独立メモ)

今回のFOMCトレードを経て、次回以降に試してみたいことを整理しました。これは振り返り記事とは別に、次のチャレンジのための備忘録です。


1. Twitterでの情報収集を参考にする

  • 今回、実際に「まゆ|ゆるキャリ投資家」さんのツイートがほぼ完璧に当たっていた。
  • 発表直後の円高 → その後のパウエル発言でドル買い → ドル高継続、という流れが事前に予言されていた。
  • 今回は初動のショートだけを狙ったが、もしこの予言に従って土点(ドテン)もしていれば 2倍〜3倍の利益 が取れていた可能性がある。
  • 今後は、信頼できそうな発信者を絞ってウォッチし、相場の動きとどれだけ一致するかを検証していく。

2. 土点トレードの検証

  • 今回のように「初動で下落 → その後反発上昇」という動きが想定できる場合、ショートで利確後に即ロングを仕込む戦略が有効そう。
  • もし今回それを実行していたら、
    • 初動ショートで約13万円の利益。
    • さらにロングに切り替えて20万円近く利益が取れていた可能性がある。
    • 合計で約30万円、200ピップス近く狙えた相場だった。
  • もちろんリスクもあるが、**「指標トレード限定の土点」**として、実験的に導入していきたい。

3. 今後の方針

  • まずは小ロットで土点を試す。 いきなり大きく賭けず、練習感覚で実施。
  • Twitterや他のベテランの発言と実際の相場を比較して、どこまで精度があるのかを見極める。
  • 自分の分析力が上がってきたら、外部情報に頼らずに 「自分で初動+土点」を組み立てられるようになる のが最終目標。

参考にしたツイート

実際に、今回の値動きはほぼこの通りになった。


👉 まとめると:

  • 指標トレードでは「初動ショート+土点ロング」も選択肢にする。
  • まずは少額で検証していき、相場の癖や情報の信頼度を測る。