

) 取引の枠組み
- 通貨:EUR/USD
- 方向:ショート
- ロット:2.51(2.50+0.01)
- 2.50…勝負ロット(資金35万でロスカまで耐えられる上限)
- 0.01…XMロイヤリティ用(保有日数でランク上がるから最後まで残す設計)
- 口座:XM スタンダード(ユロドルSはスワップ+だから)
- エントリー:1.16443
- 想定ストップ(本来):直近高値上=1.17100 付近
- 実際は「負け=口座ロスカ」で運用(最終耐久はスワップ積み上がりで**~1.17450**まで延伸)
- TP(置いてた目標):1.14068(日足の重要水平)
- 実行期間:8/8 → 8/28(20日間)
- 決済:建値逆指値がヒット=建値決済(スワップで**+約3万円**)
- 副産物:XMロイヤリティ Gold 到達
1) 仕掛けた理由(テク視点)
- 日足:上昇5波が伸び切り、上部でダブルトップ。
- その後の初動下げを下降①とみて、戻し(50~78.6%)からの下降③取り。
- 4H:戻し局面で小さなダブルトップ→陰線確定前にショート。
- 「3波の勢い」を前提に、利確は1.14068(日足の強めライン)まで“青天井ホールド”の構え。
ここまでは“テクはS有利”。
ただし**(後から分かった話)**ファンダは「9月利下げ見込み↑=ドル売り」で真逆だった。
2) 20日間の流れ(時系列ざっくり)
- 8/8 エントリー 1.16443S
- 直後に1.161台まで落ちる→「よし③始まるか?」の手応え。
- ただし200EMA(4H)タッチ反発で上へ。ここで余剰証拠金5万前後まで削られ1回目の死にかけ。
- いったん下げ戻る→また上げ→4Hで再ダブルトップ気配。「今度こそ下」。
- 8/22 ジャクソンホール(パウエル)
- 利下げ示唆=ドル売りで特大陽線。「終わった…」と思うレベル。
- ただ次の4Hで上ヒゲ→再び下方向へ。ここで“命が一拍”延びる。
- その後:下げ→前回安値で反発→また200EMA越えられない→レンジ小競り合いへ。
- 8/28:建値までズルズル回帰。
- ここで事前に仕込んでおいた建値逆指値が仕事→クローズ(±0)。
- 20日分のスワップ+約3万が着地利益。精神的には生還。
3) 資金・サイズ設計のメモ
- 証拠金35万/2.50lotで「ロスカまでの距離≒1.1735(当初)」。
- スワップが日々+で積み上がり(最終+2.4~2.5万)、耐久上限が1.1745あたりまで延伸。
- 0.01lotは終始ホールド要員(勝ってたら2.50だけ利確→0.01は縦値まで放置予定)。
4) ファンダとのズレ
- FedWatch上は「9月利下げ濃厚→ドル売り」。
- 自分のポジはドル買い(ユロドルS)=ファンダ逆。
- 結果、テクで下げ始めても指標タイミングで一気に帳消しになる展開が何度も。
- 教訓:
- テク=ファンダのとき→強気サイズOK。
- テク≠ファンダのとき→サイズ落とす/取りきり型(目先のチャート目標で逃げ)。
5) 良かった点
- 資金管理:ロット上限を「ロスカ到達距離」基準で決めたので、2回の致命傷級ヒゲに耐えた。
- スワップ選択:ユロドルSをスタンダード口座でやったのが生存の決定打。
- 建値逆指値:戻り切りに対して**“助かる出口”**を用意できた。
- 副産物:ロイヤリティGoldで今後のボーナス効率UP。
6) 微妙/反省
- ストップ曖昧(結果オーライだったが、普段はNG)。
- イベント前のリスク整理不足(ジャクソンホールを“流動性の刃”として軽視)。
- テク偏重でファンダ逆張りのままサイズ大きすぎ。
- 時間コスト:20日間は長すぎ。判断も遅くなりがち。
7) 数値感覚(自分メモ)
- EURUSD 標準1.00lot=$10/1pip。
- 2.50lot=$25/1pip。
- 例)35万円(≒$2,300想定)のリスクなら約92pip逆行で同等損失(ざっくり)。
- 今回の“耐久延伸”は**スワップ+**が効いた。
8) もし同じ絵が再来したら(分岐シナリオ)
- テク≠ファンダ(今回型):
- サイズ半分以下。
- テクの短期ターゲット(例:ネック/ピボット/当日VWAP周り)で取りきり。
- ビッグイベント前は建値ストップ or 一部クローズを“必須タスク化”。
- テク=ファンダ:
- 強気サイズ+伸ばす運用(分割利確+残し玉)。
- 大陰線/大陽線の初動追随も検討(基準足ブレイク&出来高伴う)。
9) 9月に向けたチェックリスト(固定文言化)
- 週初:FOMC/雇用統計/CPI/ジャクソンホール級のイベント表を作る。
- エントリー前:FedWatch→ドル強弱の方向性を必ず確認。
- テク=ファンダ? → YESならサイズ↑/NOならサイズ↓+“取り逃げ設計”。
- ストップ位置を数値で確定(例:直近高値+5~10pip/またはATR×1.2)。
- 建値ストップ or 部分利確は「イベント直前」に自動化。
- スワップ方向も必ず確認(長期化リスクに備える)。
- 日次メモ1行でも書く(握力の根拠を可視化)。
10) 最後の所感
- 「死にかけ×2回」→生還。
- これは資金管理+スワップ+建値逆指値の合わせ技。
- ただ、“勝ちにいく”構図ではなかった(テク≠ファンダのままフル寄せ)。
- 次は一致相場で強気、不一致は小さく素早く。
- 8月の最終形はプラマイほぼゼロ(スワップ+3万)、かつロイヤリティGold。
- これは「次を戦うための残機保存」としては100点。
個人的なお気持ち表明
やっぱりファンダに逆張りやったのが痛い。だから全然チャンス通貨ペアではなかった。全財産をかけたらいけない場面で逆にファンダ=テクニカルの通貨ペア探すべきやったね。
今回やったら事前にfedwatchだけでもみて9月に米ドルが利下げすることがほぼ確実やったからドルを買えそうなやつ探さないと。
生き残っただけ感謝です。まだ可能性が出てきたので。