【ポケモンFRLG】ポケセン禁止・後ろ盾なしの限界サバイバル

はじまりとの出会いからカスミ撃破までの血闘録​旅の前提条件と過酷な掟​ポケモンセンター利用禁止(HP・状態異常・PPの回復はすべて道中の拾得物かフレンドリィショップの自腹購入のみ) ​御三家なし(初期支給ゼロ)(後ろ盾のない「孤児・独り育ち」の生身スタート) ​事前攻略情報・メタ知識の完全遮断(現場での手探り、詰んだらその場で人生終了) ​自己犠牲の連鎖(瀕死=戦死・除隊)(仲間をただの駒にせず、その散り際を次の1歩へと繋ぎ止める) ​第1章:マサラタウンの旅立ちと「はじまり」との邂逅​温室育ちのライバルのように、親の庇護も研究所からのエリート御三家の支給もセーフティネットも何一つない中、主人公「スケープゴ」が最初に命がけで捕獲した野生のポッポ――それこそが「はじまり」でした。 ​生意気な性格ゆえに足は遅かったものの、限られた資金とわずかなモンスターボールを握りしめた二人にとって、この「はじまり」こそが実質の相棒であり、唯一の御三家でした。手探りのまま、二人は未知の荒野へと足を踏み出しました。 ​第2章:魔のトキワの森と「泥水の経済学」​最初の関門となったトキワの森は、まさに生き地獄でした。ポケセンが使えないこの旅において、野生のビードルが放つ「どくばり」による毒状態は実質的な死刑宣告です。最初の仲間であった「くびのかわ」が毒に蝕まれて命を落とし、旅は序盤から血の代償を払うことになります。 ​さらに深刻を極めたのが資金難でした。手に入れた貴重な「ふしぎなアメ」を躊躇なくショップで売り払い、目先の命を繋ぐための「キズぐすり」と「モンスターボール」へ換金。また、眠り状態を回復するアイテム代を浮かすため、「かたくなる」しか撃ってこない野生のコクーンやトランセルを逆手に取り、攻撃を受けずにターンを稼いで目覚めさせるという、極限状態が生み出した野生の知恵で一歩一歩前進しました。ここで加わったコラッタの「あぶ」、トランセルの「やめ」らと共に、泥水をすする思いで森を切り拓いていきました。 ​第3章:ニビシティの絶望とマンさんの覚醒​森を抜けた先に立ちはだかったのは、ニビジムのタケシ。イシツブテとイワークという圧倒的な岩石要塞を前に、飛行の「はじまり」、虫の「やめ」、そして満身創痍のネズミ「あぶ」ではどう足掻いても消し炭にされる未来しか見えませんでした。「もうジム突破は諦めて、ニビ博物館の掃除係やチケット配りとして就職して生涯を終えようか」と笑い合いながら挫折しかけたその時、22番道路でマンキーの「マンさん」をスカウトすることに成功します。 ​しかし、捕まえたばかりのマンさんは戦力外。ここで立ち上がったのが「あぶ」でした。あぶは自らの体に麻痺を背負いながら、技のPPが完全に尽きるまで身代わりとなってマンさんのレベリングを介護。最後は野生のサンド相手に最後の力を振り絞って「しっぽをふる」を叩き込み、後輩へすべてを託して散っていきました。あぶの尊い犠牲、そしてはじまりが何時間も安全な繭を探し回ってサポートした甲斐あって、マンさんは岩を砕く「けたぐり」を習得。タケシの岩石要塞を真っ向から粉砕し、奇跡のニビジム突破を果たしました。 ​第4章:暗黒のお月見山と血塗られたエース「かいごろ」​3番道路からお月見山へと至る道もまた、物資の枯渇と急所の恐怖との戦いでした。洞窟の手前で、捕獲サポート兼癒やし枠としてプリンの「かいやい」を捕獲。しかし、そのかいやいが野生のピッピに急所を突かれ非業の死を遂げるという悲劇に見舞われます。その仇を討つように捕獲されたピッピこそが、後に大エースとなる「かいごろ」でした。 ​洞窟内では、新たに加わったイシツブテの「がんこちゃん」が圧倒的な物理耐久でズバットや毒技をシャットアウトし、Lv11で覚えた「いわおとし」で前線を牽引。そして洞窟最深部、通せんぼする研究員との最終決戦では「かいごろ」が大覚醒。厄介なベトベターの毒ガスを「アンコール」で縛り、ドガースを「メロメロボディ」で骨抜きにして行動を封殺し、タイプ一致の「はたく」で一網打尽。前任者の犠牲の上に立ったマスコットが、名実ともにチームの絶対的エースへと変貌を遂げ、一行はついに暗闇のお月見山を突破しました。 ​第5章:ハナダの激闘と「はじまり」との涙の別れ​ハナダシティに到達後、24番道路のゴールデンタートルブリッジでのライバル戦。カメックスの強固な守りを崩すため、オニスズメの「ラム」と妹「レム」が上から命がけで「にらみつける」を叩き込み、散っていった仲間の想いを背負って突破。 ​しかし、目前に控えるカスミのスターミーは圧倒的な素早さと火力を誇る最大の関門。対抗策として草タイプのナゾノクサ「なじょっく」を捕獲し育成を進めていた最中、野生ヤドンの急所「ねんりき」が直撃し、なじょっくが瀕死に倒れる痛恨の事故が発生します。この危機を脱するため、虎の子の「げんきのかけら」をなじょっくへ投与することを決断。これにより、長年チームを牽引し、ピジョンへと進化を遂げた最初の相棒「はじまり」を蘇生させる道は完全に消滅しました。 ​動けない仲間を残して情に殉じれば、待っているのは全滅のみ。「生き延びるため、仲間の命を次に繋ぐため」――泣いて馬謖を斬る思いで、はじまりの除隊(逃がす)を決断。空いた枠には、水耐性を二重にして戦線を支えるための第2の草「なじょっさ」が急遽スカウトされました。 ​第6章:ハナダジムの総力戦・カスミ撃破​全財産をはたいて「キズぐすり10個・いいキズぐすり2個」を買い込み、背水の陣で挑んだハナダジム決戦。 ​なじょっさ(ナゾノクサ):加入直後、捨て身で前に出て「すいとる」を撃ち込み、カスミの「いいキズぐすり」を無理やり吐き出させて戦線を荒らす。 ​マンさん・ラム:敵の猛攻をその身に引き受ける肉壁・クッションとして前に立ち、大黒柱を繋ぐためにその命を散華。 ​かいごろ・ヒサ:万が一の急所被弾に備え、未来を託された絶対的エースと先制の矢として無傷で待機。 ​なじょっく(ナゾノクサ):仲間たちが削り、繋いでくれた隙を見逃さず、水技を半減で受け止めながら「すいとる」と「タネマシンガン」を連打。HP17の極限状態で耐え抜き、スターミーを撃沈! ​結び:繋がれた命のバトン​誰一人として無駄な仲間はいませんでした。すべてのミス、すべての死線、すべての泥臭い工夫が一本の線となって結実し、後ろ盾のない孤児たちが掴み取った奇跡のハナダジム完全攻略。散っていった英雄たちの意志を胸に、生き残った3匹(なじょっく・かいごろ・ヒサ)の過酷なサバイバルは、次なる地へと続いていきます。