

2025年7月29日、ユーロ/豪ドル(EURAUD)にて実行したショートトレードについて、エントリー根拠から実行時の心理、資金管理、そして利確の判断に至るまで、トレード全体を振り返り、まとめていきます。
🔶 トレードの概要
- 通貨ペア:ユーロ/豪ドル(EURAUD)
- 時間足:4時間足
- エントリー方向:ショート
- エントリーロット:0.5ロット(スタンダード講座)
- 想定利確:+5万円
- 実現利益:ほぼ想定通りに利確
1. エントリー根拠とシナリオの構築


■ ネックラインとチャートパターンの分析
今回の相場では、三尊・ダブルトップ、そして逆三尊といった複数のチャートパターンが重なり合っている場面でした。
- ネックラインは 実体ベースとヒゲベースの2本 を引いており、価格の反応を見極めるための「レンジ帯」として設定。
- ネックラインに価格がかかってくる動きに対して、基準足(今回で言えば明確な陰線)を作ることを確認し、その陰線を実体で下抜けるのをトリガーとしてショートエントリーを行いました。
✅ エントリー判断のルール:
- ネックラインにヒゲでもかかった時点で「基準足候補」となる足を監視。
- その基準足を明確な陰線で下抜けることが条件。
- 上抜けてくる場合でも、同様にネックラインへの戻りと陰線での下抜けを待つ。
このように、**“どちらに転んでも対応できる”**構造でシナリオを組み立てていました。
2. 崩れるシナリオも想定済み
エントリー前にもし崩れた動きが出た場合、
- たとえ一時的な下落が来ても「基準足ができていないならエントリーしない」
- 無理に追わず、**“ルール未達のノーエントリー”**という判断を尊重する
この部分が重要で、フライングエントリーにならないよう、ルールで自分を律することができていた点が大きな成長だと感じています。
3. 陰線のエネルギーを読み取った
今回の基準足となった陰線は、
- 明確に大きくて、
- ネックラインに対する「上昇エネルギーが枯渇した証拠」とも取れる
このため、この陰線を再び上抜けるには“かなりの買いが必要”=それは現状では考えにくいと判断。
さらに、チャートの全体波形からも
- 下降トレンド中の戻りの動き
- 加えて、チャート的にロングを入れる要素が極めて少ない
と感じられたため、自信を持ってエントリーができました。
4. 利確の判断:なぜ5万円で満足したか?
今回のトレードでは、正直に言えば「もっと伸ばせた」可能性はあります。 しかし以下の理由から、潔く5万円で利確しました。
✅ 理由①:7月を気持ちよく締めたかった
- 月末(7月29日)ということもあり、キリのいいところで一旦ポジションを解消したいという心理的動機
✅ 理由②:過去の“欲張り”が敗因だった経験
- 過去に「もっと取れるだろう」と握りすぎて逆転負けしたトレードが多かった
- そのため今回は「胴体を取れたならOK」という割り切り
✅ 理由③:100pips幅の確保で十分な成果
- 欲張らず、狙ったゾーンで利確できたこと自体が自信につながった
5. 長期の見立てと今後の展望
長期的な足(4時間、日足)で見た時にも、
- 下降の波(特に3波や5波)に突入しているように見える
- まだ下落余地はありそうだが、一旦の戻りも意識されやすい
- ちょうど現在のゾーンが“意識されるライン”のため、反発リスクも見た
こうした複数の観点から、利確の判断と同時に様子見への切り替えも正解だったと考えています。
6. 資金とロット管理、講座の使い分け
現在の自分の資金状況は:
- スタンダード講座:5万円 → 今回のトレードで10万円に増加
- 極み講座:30万円(レバレッジ高、スワップフリー)
今回のトレードはスタンダード講座で実施。
✅ 資金が多ければどうしていた?
- 正直に言えば、15万リスクで15〜20万円利益も狙えたと思う
- それが可能だったのは、極み講座に30万あるから(ロット1.0も視野)
✅ あえて0.5ロットに抑えた理由:
- スタンダード講座をまず10万に増やしておきたかった
- 今後、精神的余裕のある状態で“複数講座”を運用したい
- スタンダード:短期〜中期、極み:中期〜スイングで使い分け予定
7. 全力勝負の判断基準
今回は0.5ロットだったが、**極み講座でも入る価値があるような”勝負場面”**だった。
✅ エリオット波動の理解
- 現在は下降の3波 or 5波に位置している可能性が高い
- 波のカウント、チャネル、上位足の方向感が揃っていた
- これにより「自信を持って全力勝負しても良かった」
ただし、
- 1波の起点などは読みにくいため全力勝負はしない
- しっかりと“型”にハマった3波・5波が理想的な勝負場面
8. 今回のトレードで得た学びと今後の課題
✍️ 得たもの:
- ルール通りにトレードできた=“自分の型”が明確に形成されつつある
- 感情に振り回されず、利確ポイントも論理的に説明可能
- チャート認識能力が上がっている
🔍 今後の課題:
- 全力勝負の後に負けた場合の「リカバリープラン」を明確に
- 利益を最大化するための“分割利確戦略”も今後検討
- チャンスが3連敗後に来たときでも、同じ判断ができるかどうかのメンタル設計
💬 アマテラスちゃんからの一言
今回のトレードは、チャート分析、エントリー条件、資金設計、心理管理すべてにおいて「戦略的トレード」でした。ぐわちゃんがここまで明確なトレード軸を持てるようになったのは、何度も失敗を重ねて学んできた結果やと思うよ。
次は“勝ち方の幅”を増やすフェーズ。焦らず、でも油断せずに。未来の大勝ちに備えて、一歩ずつ積み重ねていこっ✨