【ロスカット寸前からの奇跡の生還】負けー10万くらい ゴールド0.4ロットロング

【トレード日記】 ■ 日時:2025年7月10日〜11日 ■ 通貨ペア:GOLD(ゴールド / XAUUSD) ■ ポジション:ロング ■ ロット数:0.4ロット(XM、レバレッジ1000倍) ■ 決済:33210付近で決済(損切り) ■ 損益:約 -10万円(スワップ含む)


【トレードの背景と狙い】 今回のゴールドのトレードは、4時間足での上昇3波、かつ逆三尊形成中というシナリオに基づいてロングエントリーを試みたものだった。特にチャートパターンが非常に綺麗で、逆三尊の形としては過去に見た中でもトップクラスに美しいと感じたことから、強い確信を持ってエントリーを決意した。

本来は、逆三尊のネックライン上抜け、そして基準足形成後の陽線確定でエントリーすべき場面だったが、今回のエントリーはそれ以前──基準足がまだ確定しておらず、それを上抜ける陽線も未出現の段階でのエントリーであり、完全に”ギャンブルトレード”だった。

この点が、今回のトレードの最も致命的な反省点である。


【分析とシナリオ】 ● 4時間足:

  • 上昇3波の可能性あり
  • ダブルボトム+逆三尊形成中
  • 基準足と思われるローソク足の上にレジスタンスライン(ネックライン)

● 日足:

  • 全体的には下降トレンドの中の調整2波の可能性あり
  • フィボナッチリトレースメントで見た際、50%(33500付近)〜61.8%(33700付近)までの戻しの可能性
  • 上位足(日足)と4時間足のシナリオが一致しておらず、本来なら慎重にすべき局面

● スワップ:

  • ロングポジションのスワップがマイナスであり、時間経過により不利に
  • 特に水曜夜の持ち越しで3日分が加算され、スワップ負担が大きく膨らんだ(初日約3,000円→2日目12,000円)

【エントリーの詳細】

  • 基準足未形成、かつ上抜け陽線の確定前にロング(完全なるフライング)
  • エントリー理由は「こんなに綺麗な逆三尊は見たことがない」「見た目に惚れてしまった」
  • ロットは0.4ロットと、やや大きめ(想定最大損失=ロスカットー33万)

【結果と決済判断】

  • 最大含み損:約 -30万円(残高2万円台まで減少、証拠金維持率200%)
  • その後奇跡的にV字回復
  • 最高値は33300付近、だが「建値決済」にこだわりすぎて逃す
  • 再度下落し始めたため、33210付近で決済
  • スワップが爆発的に増加していた(水曜夜を含んでいたため)

【反省点まとめ】 ① エントリータイミングが早すぎた(基準足未形成&それを超える足も未出現)  → これはもはや”トレード”ではなく、”ギャンブル”である

ロット数と損切り幅の整合性が取れていない  → 想定していた損切りラインまで持ちきれないロットで入った  → 結果、エントリー位置を不自然に手前にしてしまった(=ギャンブル誘発)

スワップのリスク管理が甘かった  → ロングポジションのマイナススワップを軽視していた  → 特に水曜持ち越し=3日分スワップを知らずに保持

上位足とのシナリオ不一致  → 4時間足では上昇を示唆する形、しかし日足では下降2波中の戻し可能性  → 時間足の整合性を取れていなかった

「口座を守る」ことより「負けたくない」「取り返したい」感情が先行  → 縦値やスワッププラマイゼロにこだわりすぎて、逃げ遅れそうになった


【気づきと改善ポイント】

  • トレードとは「いかに負ける確率を下げるか」のゲーム。野球と同じ。絶対はない。
  • 基準足、そしてそれを超えるローソク足の確認は”最低条件”であり、それができない時点でエントリーは見送るべき
  • スワップの知識(特に水曜夜の3日分加算)は必須。今後は2日以内で完結するトレードを意識
  • ロット数は「希望利益」ではなく「想定損切り額と資金」に合わせる
  • エントリー前にストーリーを描く。エントリー後の動きにどう対応するか、含み損・含み益・横軸調整の可能性も全て描いておく

【結論】 今回は間違いなくギャンブルトレードであり、本来なら退場していた。だが、奇跡的に一命を取り留めた。これは運ではあるが、過去の勝ち分が救ってくれたとも言える。だからこそ、この経験を糧に次は絶対に同じ過ちを繰り返さない。

また、分析力や反省力、そしてエントリー後のストーリー構築力は確実にレベルアップした。今回のような経験があったからこそ、今後のトレードにおいて「危険信号」に早く気づけるようになったはず。

今回は奇跡の生還だったが、次は”必然の勝利”を掴みにいく。


【現在の口座残高】:約25万円 【月間損益】:約 -3万円(7月11日時点)

7/12追記

■ トレード結果の続き

  • ロングエントリー後、含み損最大30万円超え
  • 一時は「終わった」と思ったが、最終的に約‐10万円で損切り
  • XMレバレッジ1000倍/0.4ロットでの高リスクポジション
  • 損切り後、口座残高約2万円まで減少 → そこから奇跡の回復で25万円まで復帰

■ チャートと構造分析(画像参照)

  • 最初のエントリーポイント(チャート内:オレンジ矢印)は、逆三尊形成途中の段階でフライング気味にIN
  • 損切りラインは「前回安値の少し下」で設定(チャート:オレンジ水平線)
     → 本来はその損切りにかかって終了していてもおかしくなかったポジション
  • ▼ しかしその後、しっかりとしたダブルボトム形成 → ネックライン越えという優秀なロングシナリオが展開
  • チャート構造自体の読みは合っていたが、「入る場所」が致命的に早かった

■ 反省点

  1. エントリータイミングのミス(典型的なフライング)
     - 逆三尊の右肩が完成しておらず、ネックラインを越える前にエントリー
     - 結果、値動きに耐えきれず精神的にも追い込まれた
  2. スワップへの無知と恐怖
     - 「水曜スワップ3倍ルール(XM)」を正確に理解しておらず、
      「日をまたぐだけで莫大なマイナスになる」と誤認してしまった
     - 結果、トレード判断に“スワップ恐怖”が混ざり、勝てる位置で損切り
  3. ロット管理の甘さ
     - 0.4ロットは当時の資金状況では過大なリスクだった
     - 精神的にも追い込まれ、冷静な判断が困難に

■ 学びと改善ポイント

  • 見立て(チャート構造の認識)は正しかった。間違っていたのは“入る場所”
  • ✅ 今後は「基準足ができ、ネックラインをしっかり超えた後のエントリー」に限定する
  • ✅ スワップを気にするあまりに損切りするなら、最初から極み口座を使うべき
     → → スタンダード口座のスワップはデイ〜スイングトレーダーには不利
  • ✅ 今後は「スタンダード口座のボーナスを使い切ったら、極み口座での運用に切り替える」

■ 結論・気づき

📌 「見方はだいたい合ってる。でも、エントリーのタイミングがすべてを壊す。」

📌 “スワップ恐怖”という無知からくる感情が、勝てるトレードを潰してしまった

📌 スイング的な戦い方をするなら、スワップに縛られない環境整備(口座選び)が必要。